2021年の乳酸菌関連商品市場は、前年比0.1%増の7,784億円となっている。
同市場は2015年以降、機能性表示食品制度を追い風に、各社が様々な機能性を訴求した商品の展開に注力することで、売上を大きく伸ばしており、同市場は拡大傾向にある。
近年、同市場では健康食品と加工食品が好調に推移しており、同市場の拡大に寄与している。
市場拡大の主な要因としては、『免疫力向上』や『ストレス緩和』、『睡眠サポート』商品が伸長していることなどが挙げられる。
2021年の伸長率は『免疫力向上』が28.5%増、『ストレス緩和』が29.0%増、『睡眠サポート』が50.0%増となっている。
2022年については、前年比0.3%増の7,805億円となる見込み。引き続き、商品の機能性が多様化することでユーザーのすそ野が広がるほか、加工食品などでは免疫サポートを訴求したグミやのど飴なども新たに上市されており、市場がさらに成長していくとみられる。
【調査期間】
2022年2月~2022年6月TPCマーケティングリサーチ
ナチュレ恵(雪印メグミルク)
豆乳で作ったヨーグルト(ポッカサッポロ)
たっぷり生乳ヨーグルト(オハヨー乳業)
プロビオヨーグルトLG21(明治)
飲む、植物乳酸菌(野村乳業)
ミルミル(ヤクルト)
1日不足分の鉄分入りプルーンゼリー(ポッカサッポロ)
たべるシールド乳酸菌(森永)
スイーツデイズ乳酸菌ショコラ(ロッテ)
プラズマ乳酸菌入りぽいっと!ナッツソルト味(カルビー)
デントオーラルヘルスタブレット(ライオン)
腸まで届く乳酸菌グラノーラ>
善玉菌のチカラ(フジッコ)