乳酸菌の市場について

2022年2月~6月TPCマーケティングリサーチによりますと、日本の乳酸菌関連製品市場は2011年の約5,564億円から2021年には約7,784億円と10年間で1.4倍近い成長を遂げています。

『免疫力向上』や『ストレス緩和』、『睡眠の質向上』など各社が各々の機能性を訴求した製品を展開しており、2021年の伸長率は「免疫力向上』が28.5%、『ストレス緩和』が29.0%、『睡眠の質向上』は50.0%となりました。
近年の市場規模が高止まりの停滞気味になりつつある中、より機能性の訴求とそれを支えるエビデンスが重要になっていると言えます。

2023年にヘルスライフビジネス編集部が末端製品を扱うブランドメーカー約40社を対象に行なったアンケートによれば、「注目する素材・成分」の2位に乳酸菌が挙げられており、いまだ乳酸菌市場は成熟しきっていません。
他方で「素材・成分に求める付加価値やコンセプト」では「機能性表示対応」や「差別化できるヘルスクレーム」といった声が多く見られました。今後の乳酸菌市場の拡大において訴求できる機能性の多様化は必須と言えます。

参考:2022年2月~6月TPCマーケティングリサーチ、ヘルスライフビジネス 第815号

クラーク乳酸菌
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